2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしの遠足日記

だいぶ春めいて来た今日この頃。 はつらつとした気分で、遠足に行こう! せっかくその気になったのに、 今日はすご〜く寒い・・・。 この「遠足日記」は雑誌「母の友」に3ヶ月に一度、 1991年4月号〜1993年1月にかけて連載したものに 加筆し、さらに絵を増や…

ブライディさんのシャベル

知らない土地、 新しい生活に あなたなら何を持って行きますか? 1800年代にヨーロッパからアメリカに移民した人たちは、 みんな何を持って船に乗り、 海を渡っていったのでしょう。 この話は1856年の話・・・ 納屋にあった、たった一本のシャベルを持って、…

私が学校に行かなかったあの年

7歳のアメリカ人少女ジゼルの、 イタリア巡業の思い出。 「学校に行かなかった」 と聞くと「不登校」と思ってしまった人はいませんか? これは、この絵本を描いたジゼル・ポターの 自伝的絵本です。 親子4人の人形劇団「ミスティック紙の猛獣座」の 一年間…

みつばち

毎日同じなんてありえない。 いろいろあるから、だから人生。 あぁあ、毎日同じことの繰り返しでうんざりしちゃう…。 なんて嘆いたこと、ありますか? 私はあります。 でも、よ〜く考えてみると、 まったく同じなんてありえない。 「ダルマ」の道夫と和男、 …

ねえどっちがすき?

お父さんとお母さん、 どっちがすき? なんて、言わないように!ね。 どっちがすき?って聞かれると困ることってあるよね。 すっきり「こっち」って言えるものはいいけど、 ここはこっちだけど、あそこはこっちがいい、 なんて考え始めたら収拾がつかなくな…

ふしぎふしぎ200

2001年に通算200号を迎えた、 福音館の「たくさんのふしぎ」の中心に座る「ふしぎ」が200。 1985年4月「いっぽんの鉛筆のむこうに」 谷川俊太郎/文・堀内誠一/絵 から始まった「たくさんのふしぎ」は今月2006年3月号「土の色って、どんな色?」で252号に…

図書館の神様

健全な肉体に健全な精神は宿る。 それって、本当? アレルギーに悩まされる不健康な体に宿った、 清の健全な精神はバレーボール一筋に 全精力を注ぎ込んできた。 清(きよ)は、高校3年の夏に突然ぱったりとバレーボールを辞めた。 順調に勝ち進んできた夏の…

お弁当いただきます!

お弁当は、作る時も食べる時も、 どこかワクワク、思わずニコニコします。 お弁当を食べたことのない人は、きっといないと思うなぁ。 今は、幼稚園〜中学生まで給食が多いかな? あなたのお弁当時代って、何年くらいかしら。 毎日の作るのは、お弁当だけど昼…

香港の甘い豆腐

自分が誰で、今どこに居るのかわかっていますか? 自分の人生だからって、思ったようには生きられない。 高校生の彩美には、生まれた時から父親がいない。 近くに住む祖母の助けを借りながら、 母は仕事中心の生活を続けて彩美を育ててきた。 高校1年の終わ…

雪窓―ゆきまど―

山のふもとのおでんの屋台「雪窓」に、 「三角のぷるぷるっとしたやつください」とやって来たのは… おでん屋台の「雪窓」は、 奥さんと、一人娘を亡くしたおやじさんの店です。 おでん屋台にしては、変わった名前です。 その屋台に、「三角のぷるぷるっとし…

11の約束―えほん教育基本法

「教育基本法」って、読んだことある? 変えた方がいいと思う? 実際に原文を読む機会ってなかなかないですよね。 おまけに、「条文」って難しい言い回し?でどうもすっきり頭に入らない。 それは、私が読解力に欠けるから? 最近、日本の子どもたちの学力の…

ほこらの神さま

大きなお屋敷には庭の隅に「ほこら」があった。 近くに行くのは、ちょっとこわかった。 取り壊された桜屋敷の残骸から、 拾ってきたほこらは、 勇平、数馬、準一の三人組の秘密基地に奉られた。 偶然なのか、神さまの力なのか…? 奇跡が次々と起こる。 小さ…

ONE-COIN 子どもとの接し方10 章

百町森で静かに売れ続けているブックレット。 自閉症の子どもって、そんなに多い? 500円玉1つで買えるから、ONE−COINです。 この冊子は、横浜にある「社会福祉法人横浜やまびこの里」 で作っているものです。 ここに出てくる「子ども」というのは「…

BABAR'SYOGA

ババールのヨガ この本はヨガに興味を持つ、 ゾウのために書かれています。 人間やほかの動物たちは、 自分たちにあった専門書をお探しください。 お馴染みのババールが、ヨガって、います。 あなたもババールと一緒に、楽しくヨガってみよう! ただし、ゾウ…

マルスさんとマダムマルス

日がしずみ、夜がきて、また朝が来る。 少しずつ、少しずつ、私たちも、社会も変わってゆきます。 ささめやさんがノルマンディ半島の先端にある海辺の村で過ごした、1年あまりの間の絵日記。マルスさんは下宿先の大家さん。マダムマルスは奥さんのシモーヌ。…

へいわのうた

平和ってなに? 子どもたちに伝えたい平和ってなに? そんなに難しいことを言わなくても、 こんな表現もあるんだなぁって、思います。 明るい色使いの絵と、簡潔な文でお洒落な絵本です。 子どもの成長の節目、お祝いの時などのプレゼントにもいいと思います…

へんなものすき子さん

ふじわらさんは「へんなもの」が好き 私は「へんな本」が好き 「おもしろかわいい昭和の雑貨手帖」という副題付き。 私よりちょっぴり若いふじわらさんの書いた(描いた)昭和のものたち。 知ってるものも、知らないものも、 今となっては笑えるものばかり! …

バムとケロのさむいあさ

今年の冬は寒いっ! 近くの池で誰かが凍りついているかも… お馴染みバムとケロのシリーズ。 「日曜日」「そらのたび」「さむいあさ」「おかいもの」と4冊出ています。 子どもから大人まで、幅広い年齢層に人気のシリーズです。 ストーリーはどれも、わかりや…

キップをなくして

キップをなくした子どもは駅から出られません。 だから、ステーションキッズになります。 自分の生まれた年の切手収集が趣味のイタルは、銀座にある切手ショップに出掛けた。有楽町の駅を出ようとすると、確かにあったはずの切符がない・・・。改札の手前で…

ぼくのぶんこう

小さな分校で見つけた 大切なもの 岐阜県の最後の分校の最後の9ヶ月間を収めた写真&エッセイ集。川上と書いて、「かおれ」と読む山に囲まれた集落にその分校はあります。モノクロの写真って本当に好き! カラー写真よりも写真に気持ちが込め易いような気が…

100万回生きたねこ

今日で日記が連続更新100日目! おおっ!やったぁ! 「100」のつく絵本なら、やっぱりこれだね。 「100回」じゃなくて「100万回」でしょ!なんて言わないで、やさしく見守ってね。もう、あまりに有名な絵本で紹介するまでもないかしらね。出てすぐぐら…

どうぶつにふくをきせてはいけません

最近服を着ている犬や猫が増えていない? 飼い主とお揃いだったりして… どうぶつにふくをきせてはいけません。なぜなら・・・・・と、始まるこの絵本。なかなか笑える。昨日、私車の後ろに乗っていた友人がたまたまシートに置いてあったこの絵本を見ながらケ…

きは  なんにもいわないの

なんにも言わなくてもいつもそばに居てくれるんだね。 お父さんと散歩。 すーくんが「おとうさん、きになって」とお願いしたら、 お父さんは木になりました。 すーくんが何を聞いてもお父さんは 「きはなんにもいわないの」 と、心の中で応えるだけ。 すーく…

ホームランを打ったことのない君に

長谷川集平、久々の新刊。 野球モノ絵本。 もう25年以上前になると思いますが、長谷川集平さんの「はせがわくんきらいや」が衝撃のデビューを果たした頃、私は東京で広告関係の仕事をしていました。ある時本好きの友人が連れて行ってくれた新宿御苑の近くに…

こんにちはおてがみです

絵本の主人公10人から手紙が届きます。 誰からの手紙がほしいですか? またまた、新刊でました! 福音館書店のこどものともの人気者、 ぐりとぐら、あさえ、だるまちゃん、まゆ、ばばばあちゃん、きつねのきっこ、たろう、エンソくん、やなぎむらの虫たちか…

チータカ・スーイ

チータカ チータカ スーイ スーイ 「チータカ スーイ ウォーガォー」 チータカは子ども楽団の音、 スーイは竜の動く様、 ウォーガォーは獅子の吠え声。 展覧会用に描いた二つの絵が繋がって物語になりました。 昭和二十年代の町並みをバックに子どもの楽団が…

雪屋のロッスさん

その営みはあまりにも個性的過ぎる。 第1話は「なぞタクシーのヤリ・ヘンムレン」 ヤリのタクシーに乗ったらなぞなぞに答えて、 賞品をもらおう。 月刊誌「ダ・ヴィンチ」の2002年11月〜2005年4月の連載をまとめた短編集。 昨日のお昼休みにお弁当を買いに行…

てのひらのほくろ村

昨日は泣き過ぎたので、今日は抱腹絶倒の自伝にしました。電車の中では読まないでね。クスクス笑いで怪しまれます(笑) 絶版になっていたものが昨年、新に増ページされて再出版されました。昨日のリーリーさんより、時代はふた昔ぐらい前に遡ったころ。場所…