2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

覚えていない

このタイトルって、 わたしのこと? 最近覚えていないことが多い。 別に酔っぱらってばかりだからじゃありません。 佐野洋子の本を見つけると、 買わずにはいられないのです。 なんとも威張っている感じとか、 勝手な感じとか、 わがままな感じとかがいい。 …

おたんじょうびのひ

あさっては、このブログの誕生日。 めでたく、満1歳です。 ふふふ… いくつになっても誕生日って嬉しいもの? 誕生日が迎えられるってことは、 その1年を生き抜いたってことだから とにかく、とりあえずお祝いしましょう。 子どもが小さい頃は、毎年3回我…

白の鳥と黒の鳥

小説は不思議なもの 不思議だから小説。 いしいしんじの小説って、不思議。 いしいしんじの小説ってちょっと怖い。 本に付いてる帯に書いてあるコピーは 「物語の魔法つかい、いしいしんじ」 ぴったりだわぁ〜 不思議で不思議な短篇集。 家畜のものまねをす…

あれも嫌いこれも好き

「○子さま」 で始まる、手紙のようなエッセイ。こんな風に思い出を手紙に書いて 誰かに読んでもらいたい! っていう人が最近増えている? だから、ブログが流行ってる? 「佐野洋子からの手紙は面白い」 と言って、彼女からの手紙をとっても楽しみにしていた…

ここが家だ

ベン・シャーンの第五福竜丸 私の生まれたところは、 静岡県焼津市浜当目 そうです。 久保山愛吉さんの住んでいたところです。 私の母は、この久保山愛吉さんのことを 実際に知っています。 船は違いますが、母の最初の夫も 船乗りでした。 そして、やはり船…

空をかついで

「表札」という詩に出会って、 人生の意味に気付かされた。 戦前生まれの女性の潔さと強さ。 自分自身で、しっかりと立っている姿に圧倒される。 自分の生活を大切に見つめる目。石垣さんの詩はわかりやすい。 「空をかついで」 石垣りん/著 童話屋 1250円…

見えないくらいちいさな気持ち。

文庫本のような、 詩集のような、ポストカードブック。 若さって、 なんだか切なくて、 眩しい。 若さって、 とっても自由で、 不自由。 若さって、 きれいだけれど、 悲しい。 「見えないくらい小さな気持ち」 新風舎 790円(本体) ヤングアダルト by nonoco

ルリユールおじさん

もう一度、もう一度。 くりかえし、生まれかわる。そして、つながる。 ルリユール。 ヨーロッパでは、古くなって痛んだ本に もう一度命を吹き込む仕事があります。 それが「ルリユール」 ルリユールには「もう一度つなぐ」という意味があるそうです。 大切に…

ちいさなおひっこし

不思議な、不思議な、すてきなお家。 すてきなお家には、すてきな家族が住んでいます。 お父さんとお母さん、お兄さんと妹の4人と一匹は、 とってもすてきなお家に住んでいます。 なにもかもが、過不足なくて落ち着いています。 ある日、下の女の子が言いま…

レインマン

昨日の夜は百町森で、 自閉症の勉強会でした。 映画「レインマン」を観たことありますか? この映画で自閉症者の役をやっている、 ダスティン・ホフマンってすごい! 本当に自閉症みたい。 「レインマン」の中で、ダスティン・ホフマンが演じているのは、 高…

レモン・ドロップス

思春期の安定剤は、 三日月型のレモン・ドロップス。 中学生や高校生の頃って、なんだか気持ちが不自由で、 一生懸命やればやるほど空回りしちゃう時がある。 力の入れ方の加減がわからなかったりして、 回りから浮いちゃったりもする。 中学3年の大沢美希…

山のタンタラばあさん

タンタラばあさんは、 たらの木の下に一人で住んでいる。 でも、魔法使いらしい。 安房直子作品の改訂復刻版。 「タンタラばあさんは魔法使い」 「タンタラばあさん空を飛ぶ」 「タンタラばあさんカラスの家へ」 「タンタラばあさんのしゃぼん玉」 の4話が…

ロマンティックに生きようと決めた理由

ロマンティックに生きるための方法なんて無いんだよね。 でも、誰だってロマンティックに生きたい と、思うなぁ…… 「ロマンティックに生きる」ってどういうことだろう? よく、「誰の人生にも物語がある」 とかいうけれど、 それに気付くか、気付かないかで …

いまぼくに

谷川俊太郎の詩たち。 谷川俊太郎の詩の本って、 いったい何冊出ているんだろう? 谷川さんの詩は 崇高で 優しくて 厳しくて 美しくて 複雑で シンプルで 永遠で 一瞬で 好き。 子どもも 少女も 少年も 青年も 大人も 老人も 男も 女も 読める。 谷川俊太郎…

フラガール

仕事帰りに、映画「フラガール」を鑑賞。 泣ける映画だわぁ… よくあるタイプの「泣ける映画」ですが、 こういう、前向きな涙は好きだなぁ。 それを見て、素直に泣ける自分も好きだわ。 さびれゆく炭坑の町。 今風に言えば「村おこし」の物語っていう感じかも…

じょうぶな頭とかしこい体になるために

丈夫な体じゃなくて、 かしこい頭じゃない。 なるほど…。 子どもの悩みで多いもの50項目を取り上げて 五味太郎が語ります。 でも、この本が出たのは、1991年です。 それから15年。 子どもの悩みはきっと、 もっと複雑で深いものになってしまっているような気…

からくりからくさ

秋が深まり、冬が近くなる頃になると、 なぜか、草木染めや織物 じっくり手仕事をやりたい気持ちになります。 古い家に共同生活をしている若い4人の女性たちが つむぎ出す、物語。 4人の共通点は「手仕事」 物語の中の、草木染めの手法や色の話が まるでテ…

うめめ Ume-me

梅さんの目、だから「うめめ」? この表紙の写真の子、 我が家のSちゃんの小さい頃に似てるなぁ・・・。 今日は写真集です。 Today's Happening Ume-me 今日の出来事 梅-目 かな? 最近は買わなくなったけれど 若い頃(今は???)は 写真が趣味だっ…

ジャリおじさん

今日の絵本は 「ジャリおじさん」じゃり。 鼻のあたまに髭がはえている、ジャリおじさん。 鼻のあたま? そんなところに髭が生えるのか? はたしてそれを「髭」と呼ぶのか? なぜ、ワニがピンクなんだ? なぜ、ゾウが青いんだ? ・・・・・・。 そういうこと…

今夜はもんじゃ焼き

東京に住んでいる長女Sと 久しぶりに一緒の食事。 もんじゃ焼きは最初に、土手を作るんだって。 もんじゃ焼きを食べましたが、 別に下町ってわけじゃなく、 長女は高円寺に住んでいます。 推理小説って読みますか? 私は、奨められるとたま〜〜〜に読みます…

こぶたのブルトン  あきはうんどうかい

9日は「体育の日」でしたね。 10月10日=体育の日 だったのに、最近はわかりにくいなぁ・・・ 連休になんかならない人たちも多いのになぁ。 私が子どもの頃は、 運動会といえば、秋だよね! でも、最近は5月頃にやるところが多くなってきたねぇ。 なんて、…

ふたつの夏

古本屋さんで見つけちゃった! 欲しかったんだ、この本。 谷川俊太郎と佐野洋子がコラボしている本。 確か、3〜4冊くらいあったと思う。 たぶん、今後増刷される機会はないんじゃないかなぁ・・・。 と、思いながらもずっと欲しかったこの本。 鎌倉の古本屋…

テーブルの上の犬や猫

同じテイストの二人のイラストレーターによる イラストと短編小説のコラボ。 和田誠と安西水丸のコラボレーション。 一枚の紙の左側半分にどちらかが先に絵を描く。 同じタイトルで、もう一人が右半分に絵を描き、 さらに同じタイトルで短編小説を書く。 そ…

まるで てんで すみま せん □の上の△の左斜め上 そこに 見えないくらい小さな . がいます。 1985年に童話屋から出た作品の デザインを変えての復刻版です。 「まんまるとまんまる」 「てんのはなし」 「さんかくとしかく」 「まっすぐなせんとぐにゃぐにゃな…

おとなになること

サラ・ミッダと江國香織 素晴らしいペアだね。 English&Japanese こんな時、英語が堪能だったらいいのになぁ… って思う絵本。 イラストに直接文字も書き入れてあって、 こういう、ちまちま(失礼!)したものを 書いたり、描いたり、見たりするのがわりと好…

ブンブンバチン

出た出た、コージさんの新刊! もうっ!!! 面白いわぁ。 マジックテープで閉じてあるけれど 開くとなが〜い、絵巻絵本。 ブンブン ミツ ブン バチン バチン ミツ ブン バチン バチン いつまでも、いつまでも ぐるぐるぐるぐる読んでしまうよ〜 終らない絵…

子供の「脳」は肌にある

傷を治すためには 「手当て」をします。 スキンシップが足りないと肌もストレスがたまるらしい。 おんぶや抱っこはもちろんだけど、 添い寝だってスキンシップ。 「肌の接触」という視点から考える人間関係の本。 こんなふうに考えるのって、いいかも。 けっ…

はっぱじゃないよぼくがいる

はっぱじゃないよ、 かえるだよ♪ じゃなくて、だれかいるよ〜 はっぱかな? とおもったら、 おやおや、このはっぱ誰かに似てるぞ・・・。 きれいなはっぱたちの写真。 その写真にぴったりの文がついていて 見ていて楽しくなってくる。 穴のあいたはっぱを見…

子どもにつたえる日本国憲法

総理大臣も変わったし、 やっぱり、今一度 日本国憲法をしっかり、知ろう。 子どもに 「憲法ってなあに?」 って聞かれたら、 ちゃんと答えられますか? 私は、なんだか自信ないなぁ。 この本を子どもに読ませる前に 自分もしっかり読んでおかなくっちゃ! …

どーこだどこだ

かわいらしい、赤ちゃん絵本。 「どーこだ、どこだ」 と歌いたくなる。 ひよこのピーちゃんが のはらをおさんぽします。 はっぱのかげにかくれたり、 はなのかげにかくれたり、 赤ちゃんと一緒によんでね〜〜〜 「どーこだ どこだ」 カズコ G ・ ストーン/…