ロマンティックに生きようと決めた理由

ロマンティックに生きるための方法なんて無いんだよね。
でも、誰だってロマンティックに生きたい
と、思うなぁ……

「ロマンティックに生きる」ってどういうことだろう？
よく、「誰の人生にも物語がある」
とかいうけれど、
それに気付くか、気付かないかで
“ロマンティック度”が変わるんじゃないかな。

人生、いつまでたっても「夢」や「目標」「楽しみ」
ちょっとした「拘り」を持っていることが
大切だと思う。
11人の「それぞれの理由」を集めた一冊。
エッセイ集なんだけれども、
「エッセイ」と呼ぶにはなんか違う気がする。

それぞれの人の日常が、淡々と綴られている。
まるで、日記の抜粋のような文章たちが並んでいる。
全部違う人が書いた文なのに、
全部同じ人が書いたような錯覚に陥る。
きっと、どこか底の方に流れているものが同じなんだろう。

いつまでも、手元に置いて時々読み返そう。
ちょっと、視点を変えるだけで、
ロマンティックに生きれる気がしてきた。

私もロマンティックに生きるんだ。

「ロマンティックに生きようと決めた理由」

道端に咲いていたつゆくさが、
なんだか、とっても自己主張しているように見えた。