荒井良二さまリンドグレーン文学賞受賞おめでとうございます！ 荒井良二さんにおめでとうの気持ちを込めて、どうしても年内に紹介したかったので、今日ふたつめの日記書いちゃいました。今年は二回も荒井良二さんの講演を聞く機会がありました。どちらも受賞…

アヤシイ「御教訓カレンダー」&版画があたたかい「のはらうたカレンダー」 今日は一年の最後の日。カレンダーを架け替える日。ものぐさな私ですが、この作業はけっこう好きです。玄関、居間(二つ)、トイレ、子供部屋(二つ)と最低6種類のカレンダーを架けます…

絵本というものは、おそらく、何度も読みかえすためにあるのだ ―本文より― 福音館書店の「母の友」に1996年4月から2年間に渡り連載されたエッセィをまとめたものです。「子どものためにいい絵本を…」という視点で書かれていないところが面白いし、他にないも…

昨日はひつじの幸せについて。今日はおおかみの幸せについて 以前「ぶたのたね」は紹介済みですが、二十年ぶりに続編がでました！ 走るのがとても遅いおおかみがいました。どんなに遅いかというと、ぶたよりも遅い。・・・と、いう訳で生まれてから一度もぶ…

特別なものは何もいらない。本当に必要なものがあればそれでいい。 この日記の名前「pata-pon」はこの本に出てくる羊の名前からもらいました。私の作っているウォルドルフ人形の作り手たちの集まりの会の名前も「ぱたぽん」です。それはウォルドルフ人形が羊…

そろそろお正月の準備ですね。一年のしめくくりとはじまりに、我が家ならではのお節料理を作りましょう。 お節料理を作るために年神様が決めた十二支の役割は・・・ねずみは「家の掃除と正月の飾り」うしは「材料を選んで運ぶ」とらは「珍しい食べ物を集めて…

ふくろうくん、“こんもりくん”の正体、何だかもうわかった？ 初版1976年の絵本。ず〜っと読み継がれているんですね。 「おきゃくさま」「こんもりおやま」「なみだのおちゃ」「うえとした」「おつきさま」の五つのお話が入っています。マイペースで心配性の…

夕焼けを「きれい」と感じた心は大人になってからも必要なのかもしれません 吉村和敏・あとがきより 昨日紹介した「あさ／朝」の姉妹本です。男の人たちが書いているのに兄弟本じゃないのね…と、またまたふざけてしまういけない・ワ・タ・シ・ 子どもの頃は…

よがあけて あさがくるっていうのはあたりまえのようでいてじつは すごく すてきなこと 谷川俊太郎・あとがきより 左から読むと「写真絵本」右から読むと「写真詩集」になります。だからこの本は、奥付が真ん中にあります。この場合、中付？なんてふざけてし…

明日のクリスマスのご馳走は何ですか？みんなでワイワイホットプレートを囲んでみるのはどうかしら。 うしろの生け花は草月流、Ｍちゃんの作品 我が家は人が集まる時によくお好み焼きを作ります。野菜もたっぷり食べられるし、準備も簡単だし、材料費も安い…

国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。今朝はめずらしく静岡に雪が降りました。 国境じゃなくても、トンネルを出ると景色がすっかり変わっていることってよくありますよね。このタイトルから想像すると、トンネルを抜けるとその度に、 そこは、…

エンジェル コウコエンジェル さわちゃんエンジェル エンジェルフィシュ悪魔に心を売ったのは誰？ 梨木香歩さんの書く物語は、いつも「向こう」と「こちら」を行き来する。ある時の講演会の後、著書にサインをする時に梨木さんは「 物語ハ 魂ヘ 向カフ 小径 …

お花が大好きなトラの女の子トラリーヌ。いつもあたまにお花を一輪飾っています。 お花が大好きなトラリーヌはお庭の手入れに余念がありません。冬だって寒さ除けをしたり、春に咲く球根の準備をしたりと庭仕事に精を出します。でも、大好きなお花を頭に飾れ…

遠慮しないでいいんです。子どもをもっとかわいがろうよ。ねっ！ その日の気分で書いているこの日記。統一感がなくてどうも・・・・ 二日前に紹介した「ぼうし」にコメントを寄せてくださった、翻訳者の松井るり子さんと出会ったのはもう、十年近く前のこと…

春になったら、みんな、みんな、 ぱっぱっぱっぱっ 葉っぱがみ〜んな散ってしまった冬の木立に現れた、“ふゆめがっしょうだん”落葉した木の葉の柄の跡がこんなにユニークな形をしているなんて、知っていた？あっ、これはウサギ、これはコアラ？まるでトーテ…

どうぶつはぼうしなんていらないのにね。 でも、なんだかあったかそう… 冬が来ます。 サリーは冬物のを取りだし日に当てるために外に干しました。 冷たい風がサリーのくつしたを吹き飛ばしてしまいました。 知りたがりやのはりねずみのハリーは 赤い編み込み…

寒い時には、あつあつのおでんと温泉だよねぇ温泉にお盆を浮かべて、頭の上にタオルを乗せて、きゅうっと一杯・・・う〜ん最高っ！ 寒くなってきましたねぇ。本当に寒いっ！毎朝駅のホームで電車を待っている時の風の冷たさはそうとうなものです。私は、寒さ…

子育ては誰もが初めての繰り返し。よ〜く考えて、やってみよう。子どもと一緒に何かをやる楽しみを見つけ出そう。 昨日のブログの画像で本の左にいた人形がかわいい！と、問い合わせが殺到。な〜んて、ウソでーす。とはいうものの、昨日の出演者の「セーター…

セル画がユニークな仕掛け絵本。車好きなこどものクリスマスプレゼントに！ 男の子って教えなくても何故か、車か電車、飛行機か船みたいな感じで乗り物が好きですよね。不思議だなぁ…パトカー、ロードパッカー車、消防車、救急車、ブルドーザ。車の中でも人…

☆あっちゃんと☆ケーキやさんと☆サンタクロースのおはなし三つ。てのひらサイズ絵本の三冊。 ☆あっちゃん。 クリスマスの朝、あっちゃんはお母さんに頼まれてケーキを買いに行きました。ケーキ屋さんは大変な混みようで、あっちゃんはなかなかケーキが買えま…

雪の結晶は唯一無二。人もまた同じく唯一無二。 一片の雪として生まれ、地上に降り、そしてまた空に帰って行く「雪のひとひら」の一生。 雪の結晶は一つとして同じものがありません。あんなにたくさんの雪もその一つ一つ、それぞれに違って、美しいのです。…

冬がやって来ました。真っ白な雪が降り積もり、一面の銀世界。 「era inverno」はイタリア語で 「冬の季節」という意味。 真っ白な画面に、グレーの雲が一面に描かれています。たくさんの雲は、お互いにおしゃべりしたり、飛んだり跳ねたりしているようです…

電球、ワイングラス、舟、ひいらぎ、ベル、羊、ラクダ、小屋、天使、☆。ピアノを弾いて歌ってみよう♪♪♪ 「おさるのジョージ」でお馴染みのＨ.Ａ.レイの変わり種絵本。よく知られているクリスマスの歌10曲がピアノ伴奏楽譜付きで紹介されています。我が家で子…

雪だるま、喘息のいぬ、ラッパ男、メリー、まのぬけたみごとな馬、雪の生き物。プレゼントン、そしてサンタクロース。 街がだいぶクリスマス一色になってきましたね。そろそろクリスマスの本を読みたくなる頃ですね。私はクリスチャンではないので、クリスマ…

おいしい、たべものしりとり。ん、がついたらそこでおしまいっ！ しりとりのお題はぜ〜んぶたべもの。いったいいくつの食べ物が出てくるのかしら？最初にしりとりの約束を読んだら始めましょう。 「しりとりしましょ はじめは あ」 アイスクリーム、むぎちゃ…

かわいがられるのと、尊敬を込めて扱われるのとどちらがいいかしら？ ケイシーさんの家の猫、名前はホレイショ。ホレイショは灰色眉毛の突き出した、気難し屋でちょっぴり太めのおじさん猫です。飼い主のケイシーさんは人間にも動物にも愛情深い人で、ホレイ…

刺繍の作品を見るのが好きです。いつかは私も挑戦したい。 フランス刺繍もデンマーク刺繍も、スウェーデンのウール刺繍も、日本の刺し子も、どれを見てもうっとりしてしまいます。一針一針、チクチクやって時間を掛けて仕上げる大きなものも、ハンカチなどに…

チビ猫、時夫、お母さん、お父さん。ラフィエル、猫マニア、ひっつめみつあみ。ピップ・パップ・ギー！ 大島弓子さんの漫画が好きです。全集を揃えてしまうくらい好きです。'68年に「ポーラの涙」でデビュー。「ほうせんか・ぱん」「いちご物語」「つるばら…

9条って変えたほうがいいんですか？よ〜っく、考えてみよう！ 1982年4月から岩波書店が刊行している小冊子を知っていますか？ 最終ページの「刊行のことば」を引用します。 ―前略―現代社会の基本的問題は、日常の問題と深く関わり、同時に、人類が生存する地…

我が家の娘たちに人気のコミックエッセィ。 この作品は『週刊朝日』に連載された「大田垣晴子の料理道場」『きょうの料理』に連載された「キョウちゃん」『週刊文春』に連載された「大田垣晴子のクイイジっぱり」の三つの違う版元の連載をまとめた変わり種の…