とんねるをぬけると

国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。

今朝はめずらしく静岡に雪が降りました。



国境じゃなくても、トンネルを出ると景色がすっかり変わっていることってよくありますよね。

このタイトルから想像すると、トンネルを抜けるとその度に、


そこは、海だった。とか

そこは、砂漠だった。

そこは、ジャングルだった。

そこは、……とどんどん続いていきそうです。

でも、それじゃああまりに在り来りです。


子どもたちを乗せた電車はどんどん走ります。

そして、トンネルを抜けると…

外の景色ではなくて、車内の景色?が一転します。

あっ!ゆきだるま。

あっ!だるまさん。

あっ!ふくろう。

あっ!おつきさま、サボテン、えんとつ?かいじゅう・・・

電車は終点に着きました。


片山健さんの絵は淡い水彩画なのに力強い感じがします。

「ふくろう」まではわかるけど、「えんとつ」ってなかなかすごい!




「とんねるをぬけて」

片山健/作

福音館書店月刊誌 こどものとも年少版2005年11月号

年少〜      362円


ゆきだるまも登場します。
ゆきだるまで満員の電車って、冷たいのか暖かいのか?

朝、出勤しようと出てみたら、車の屋根にこんなにかわいい雪だるま発見!
雪だるま制作/登校前のMちゃん。(たぶん)