カーブック
セル画がユニークな仕掛け絵本。
男の子って教えなくても何故か、車か電車、飛行機か船みたいな感じで乗り物が好きですよね。
不思議だなぁ…
パトカー、ロードパッカー車、消防車、救急車、ブルドーザ。
車の中でも人気者の働く車が登場します。
車の外観だけでなく、車内、構造や部品の名前までわかっちゃうスグレモノの仕掛け絵本です。
透明なセル画を重ねていくことで画面が変化していきます。
まるで、自動車工場の組み立てラインを見ているような楽しさです。
さらに、自動車の中身が解るだけでなく、その車に乗って働く人達の仕事までわかる!
つまり、自動車の中身を見せながら、ストーリーもある。文字無し仕掛け絵本。
画面の隅々までよ〜っく見てね。
因みに、消防車が到着してから火事を消すまでの時間は20分でした。
わかるかな…?
「カーブック」
ヤーン・アグラ/作
幼児〜
BL出版/2400円
こんな感じなんだけど、わかるかなぁ…
私はこの「カーブック」を二人の自閉症の人にプレゼントしました。
一人は三十代の男性。もう一人は幼稚園の男の子です。
どちらも気に入ってくれたようです。