また ぶたのたね


昨日はひつじの幸せについて。

今日はおおかみの幸せについて


以前「ぶたのたね」は紹介済みですが、

二十年ぶりに続編がでました!


走るのがとても遅いおおかみがいました。

どんなに遅いかというと、

ぶたよりも遅い。

・・・と、いう訳で生まれてから一度もぶたを食べた事がありません。

今度はぶたの「木」ではなくて「鉢植え」です。

きつねはかせにもらった「ぶたのたね」を植えて、

ぶたを食べようと一生懸命育てます。

はやる気持ちを押えて、おおかみはぶたがレモンくらいの大きさになるのを待ちます。

さぁ、いよいよ生まれて初めてぶたフライを食べようと

準備にかかります。

その時、ドンドンドンとドアを叩く音が・・・

クロクマ宅配便です。

その音で眠っていたぶたが目を覚ましてしまいます。

さあ大変!

おおかみは今度こそぶたが食べられるでしょうか!


「また  ぶたのたね」

佐々木マキ/作

絵本館   1200円


ぶたの実は木になっている時には眠っています。


追伸:この間「よる/夜」を紹介した時に

「たそがれじいさん」が出てきた絵本を

ベスコフの「おひさまのたまご」と言いましたが、

あれは間違いでした。ごめんなさい。

「ガセネタを全国規模で流すんじゃないよ」と、

受験生のMちゃんに指摘されてしまいました。

あれは

「 たそがれはだれがつくるの 」

バーバラ・バーガー/作

今江祥智/訳

偕成社   1456円

でした。教えてくれてありがとう!Mちゃん。