マルスさんとマダムマルス


日がしずみ、夜がきて、また朝が来る
少しずつ、少しずつ、私たちも、社会も変わってゆきます。


ささめやさんがノルマンディ半島の先端にある海辺の村で過ごした、

1年あまりの間の絵日記。

マルスさんは下宿先の大家さん。

マダムマルスは奥さんのシモーヌ

そして、犬のスプリンター。

下宿の窓から見える広場の様子、

その日の出来事が淡々と綴られている。

一人の知り合いもいなかった村で寂しかったり、

やりきれなくなったりしながらも一年過ごしたことで、

たくさんの宝物をもらったとあとがきでささめやさんは言っています。

そんな、宝物の詰まった本です。


私は何故かささめやさんの絵に惹かれてしまう。


マルスさんとマダムマルス

ささめや  ゆき/作

原生林   1400円 37ページ  1997年


昨日、鎌倉にOPENした「SONG BOOK Cafe」
にて、サイン本購入しました。
店のオーナーは中川ひろたかさんです。

http://www.songrecords.com/songbookcafe/index.html