リスとお月さま
お月さまを盗んだ罪で、
牢屋に入れられたらどうする?
っていうかお月さまを盗めるのか!?
ある朝起きたら家の前にお月さまが落ちていて、
「盗んだ」と無実の罪をきせられるかもしれない。
そんな事になったら当然牢屋行き!
そんな、まさかっ!の出来事が
リスの身に起きちゃいました。
さあ、大変!!!
誤解されないうちになんとかお月さまを捨ててしまおと、
リスは小さい体で一生懸命お月さまを押したら・・・
すとんと落ちて、ハリネズミを直撃。
当然、お月さまはハリネズミの針に刺さり
ぴったりとくっついてしまいました。
困ったのはハリネズミ。
リスと二人で取ろうとしても、一向に取れません。
そして、さらにこの不運はヤギまでも巻き込み、
絶体絶命のピンチに!
みんな牢屋に入れられてしまうのか?
『リスとお月さま』
ゼバスティアン・メッシェンモーザー/作
松永美穂/訳
コンセル 1600円(本体)