山ねこホテル


古いけれども新しい香りもするような…
ヘタウマな絵の元祖みたいな絵と、
ブラック過ぎる?話あり。



『かちかちやま』を彷彿とさせる『ぞう ルワジイ のついらく』
そこまでやるか!?とうならせる『つぶれてしまった くま と さる』
赤ずきん』か『おおかみと七ひこのこやぎ』か『山ねこホテル』(お腹の開き具合が)


まるで童謡のような『ちょろちょろ こりす やまのりす』
小話のオチ?『やぎの おいしゃさん』
とってもわかりやすい『小さいリボン 大きいリボン』&『よいこに ごほうび』


この本が出た1947年ってどういう時代だったんだろう。
生まれていないから知るよしもないけれど、
今この本を「童話」というくくりに当てはめるのは難しい?


いや、よくぞ出版してくださいました。
ぜひリクエストして図書館に入れてもらいましょう。
今の子どもはどう読むのかな?私も子どもの時に読んでみたかったなぁ。



絵童話
『山ねこホテル』


柴野民三/文
茂田井武/絵
ビリケン出版   1400円(本体)




↑ぞうのルワジイ。