雪だるまの雪子ちゃん


雪の季節にはまだまだ早い、
ましてや静岡は雪とは無縁です。
だけど、私も野生の雪だるまに会いたいっ!



しかし、しかしです。
江國香織ってどうしてこういう発想ができるんだろう。
それに、山本容子の銅版画も素敵すぎる!


このペア、「デューク」と同じだね。
この本も「デューク」と同じように、
私のお気に入りになりました。



雪だるまに「野生」とそうでないものがいるって、
知っていましたか?(お話の中の話ではありますが)
雪子ちゃんは正真正銘、野生の雪だるま。


あのね。野生の雪だるまって、生き物なんです。
そして、とっても冷静で凛としている。
雪子ちゃんは音楽とお散歩が好きで、お隣の百合子さんも好き。


そんな雪子ちゃんの日常の物語。
あぁ、、、、、
読めば読むほど、雪子ちゃんに会いたくなってしまう。



『雪だるまの雪子ちゃん』


江國香織/作
山本容子/銅版画
偕成社   1500円(本体)



北海道に行ったら野生の雪だるまに会えるかなぁ。
特に寒くて雪が深そうな町。
どの辺りかしら?滝川市なんてどうでしょうか?


でも、夏になったら溶けちゃうでしょ?
と、そう思っている人は早くこの本を読んでみてね。
ふふふ・・・・




↑雪子ちゃんの知らない世界。