私の好きな人形物語
絵本や物語の紹介やエッセイは色々ありますが、
「人形」に視点を置いて紹介するものって
あんまり見たことがなかったなぁ〜。
いちおう、人形に関わる仕事をしているわけだから、
やっぱり読んでおかなくっちゃだよね。
予想外に多くの作品に、主人公として、脇役として、
なくてはならない存在として、人形が登場しています。
「人形の暮らし・人形の家」
「人形と子どもたち」
「人形とクリスマス」
「人形の冒険」
「人形と生きること」
「雛人形の物語」
六つの章に分けられて35冊の本が紹介されています。
子どもから大人まで幅広い年齢を対象に本があげられています。
間に挟まれた10編のコラムも興味深い内容です。
さすが、図書館司書だなぁと、思います。
こんな司書のいる図書館だったらきっと入り浸っちゃうかも。
(迷惑きわまりないよね)
「物語のガーデン」も読んでみたいなぁ。
こんな風に物語の細部に目を向けて本を紹介するのもいいねぇ。
人形好きには、かなりオススメです。
「私の好きな人形物語」
和田まさ子/著
てらいんく 1400円(本体)