発達障害の子どもたち


昨年末に出た本ですが、読んでみました。
杉山登志郎さんって静岡市生まれなんですよ。
実は、杉山さんの本はちょっと苦手…



そもそも「発達障害」とはどういう事なのか?
一言で説明できる人はほとんどいない。
(あくまで一般的にです。)


自閉症アスペルガー症候群、広汎性発達障害ADHD、LD…。
普段、発達障害のある人たちと接する機会のない人でも、
ここにあげた障害名の中の一つ二つは聞いた事があるのでは?


実際、よく知らないままに誤解している場合も多い。
私は「特別支援」という言葉に多少抵抗がありますが、
その必要性や障害の理解についての教科書的な本。


学術的な本に入る前の導入にいいと思います。
事例もあげてあり、かなりわかりやすい。
サクサク、一気に読めました。


私が杉山さんの本が苦手なのは、
多分、文体だと思います。
はい。



発達障害の子どもたち」


杉山登志郎/著
講談社現代新書 720円(本体)