季風中的馬


まだ、今のところ目標に向かっています。
昨夜から全国的に冷え込んでいますが、
寒さになんか負けないっ!




『年間12回、劇場で映画を観る。』


↑これが私の今年の目標の一つ。↑
年末はきっと余裕が無くなるので今のうちに先取りで二本目の映画を観ました。


映画「白い馬の季節」(季風中的馬)はモンゴルの遊牧民の話です。
遊牧民というと、広大な緑の草原を馬に乗って羊や牛を放牧している姿が浮かびます。
そして、季節によって住まいのゲル(パオ)と家畜と共に牧草地を移動する、シンプルで誇り高き暮らしを思います。


そんな彼らにとって、馬は民族の誇りを守る象徴。
過去から脈々と受け継いだ遊牧民の暮らしは、
草原の砂漠化や社会の変化によって脅かされ彼らは生活の変化を余儀なくされる。


そんな時代になっても遊牧民としての誇りを捨てまいとするウルゲンと、
夫の思いを理解しながらも困窮する暮らしと現実の波に圧され、町に出る決心をする妻と小学生の息子。
モンゴル族出身の監督が描く遊牧民の物語。


女って、強くてたくましいなぁ。


「白い馬の季節」


監督・脚本/ニンツァイ
2005年中国映画
上映時間/105分



ところで…「歌が生まれる意味」って知っていますか?
知りたい人はどうぞこの映画をご覧ください。


全編に流れる弦の音色は、馬頭琴
スーホの白い馬」を思い出しました。