黙っていられない
昨日の「環境」の続きです。
「環境」と「いのち」と「平和」はそれぞれ繋がっていると思います。
世の中で大切なもの、ベストスリーでしょうか。
「世界がもし100人の村だったら」でおなじみの池田香代子(翻訳家)さんと、
「がんばらない」でおなじみの鎌田實(元諏訪中央病院院長)さんは
団塊の世代の二人は、高校時代の同級生なんですって。
そんな二人が40年ぶりに、対談で再会して
その後、また交友を深め「いのち」と「平和」を考えながら交わした
18通の往復書簡がそのまま本になっています。
手紙は相手の事を思いながら語りかけるように書くもの。
そんな熱い思いのつまった手紙を読んでいると、
まるで自分に向かって書かれた手紙のような錯覚さえ感じてしまい、
より、心にしみてきます。
お二人の高校時代の思い出なども随所に書かれていて、
なんだか自分の先輩?のような親近感まで覚えてしまいます(勝手に)
手紙なので、さらさらとどんどん読めます。
でも、この手紙、「いのち」「平和」についてとっても大切な事を教えてくれます。
お二人の高校時代のエピソードもなかなかユニークで笑えたりします。
「黙っていられない」
〈いのち〉と〈平和〉を考える18通の往復書簡
池田香代子 + 鎌田實
マガジンハウス 1300円(本体)
↓「マドンナ」と呼ばれていた、都立西高校時代の池田さん。