なおみ

25年前の「こどものとも」が
ハードカバーになりました。
どう・・・・・？

「少女と人形」を撮らせたら・・・の沢渡朔（1940年生まれ）
と、詩人、谷川俊太郎のコンビ。
「こどものとも」として発行された当時、
返品までされたという、何かと話題になった
「こどものとも」初の写真絵本。

「なおみ」というのは市松人形の名前です。
「私」と「なおみ」それぞれの、時間の流れがテーマの絵本。
凍り付いて動かない、なおみの時間。
動かない時間の中で起こる「死」。
日々流れて止まらない、わたしの時間。
流れ続ける時間の中で繰り返される「生」。

発行当時と現在と、受け取る側の感性はどう変わっているのでしょうか？

「なおみ」

谷川俊太郎／詩
沢渡朔／写真
福音館書店　　　900円（本体）
2007年10月10日

やっぱり、「こどものとも」としては無理があるかなぁ…