としょかんライオン


もし、ライオンがいたら、どうしますか?
図・書・館・に。



図書館にはいろいろ決まりがあります。
たとえば…「大きな声で話をしない」とか、
「走らない」など、など…
ちゃんと守れますか?



ある日、図書館にライオンがやってきます。
そして、おはなしの時間に子どもたちと一緒に参加。
どうやらライオンは図書館がすっかりお気に入りの様子。


「ライオンが図書館に居てはいけない」
という決まりはどこにもありません。
と、いうわけでライオンは毎日図書館にやって来ます。
そのうちに図書館の仕事までお手伝いができるようになります。


最初はこわごわ接していた図書館の利用者も、
だんだんに慣れて、ライオンは図書館のアイドルに!


すっかり、図書館の人気者になったライオン。
ところがある日、ライオンが出て行かなければならない事件が起きてるしまいました。
大変っ!!!


「決まり」を守るのは大切だけど、
それよりも大切なこともあります。
そういうことが当たり前にわかることが、大切。


「としょかんライオン」


ミシェル・ヌードセン/作
ケビン・ホークス/絵
福本友美子/訳
岩崎書店 1600円(本体)


本棚のホコリを掃う、ライオン。
しっぽのふさふさが、ちょうどピッタリ!