デイジー、スパイになる


スパイに必要なのは、
ひげとサングラス。
それから…暗号解読。



デイジーの「なりきり度」に乾杯!完敗!


デイジーはある日、決める。
スパイになる!
女の子になるのをやめて、スパイになるんだって。


まずは、黒いペンでひげを描き、
引き出しにあったサングラスをかけて
ママの部屋でスパイの道具発見。
あとは、暗号を話せば立派なスパイ。


秘密の電話(ヘアブラシ)と
秘密の透明インク(ママの香水)
さらにはレザー銃(ドライヤー)
ですっかりスパイになったデイジー(006チョット)


ママにも友だちにも暗号しか喋らないスパイ「006チョット」
あまりのなりきり度にちょっと、
まわりが追いつかないよ〜


みんなにわかってもらえなくって、
すっかりやる気をなくして、
デイジーに戻ろうとしたその時・・・
突然ドアの影から現われたのは「0021チョット」



「デイジー、スパイになる」


ケス・グレイ/文
ニック・シャラット/絵
よしがみ きょうた/訳
小峰書店   1300円(本体)2007年1月初版発行
4歳〜



左:006チョット/右:0021チョット


まるで、親子みたいだね。ふふっ。