詩に絡めて書いた、詩人のエッセィ。
詩人も詩を読むんですね。
「婦人之友」に5年余り連載された、
石垣りんのエッセィ。
そう、解説ではなくてエッセィ。
53人の詩人が書いた詩と
一人の詩人が書いた文が
上下に配置されています。
それぞれの詩と文のタイトルが並び、
書体とインクの色も変えてあります。
上だけずっと読んだら…詩集。
下だけずっと読んだら…エッセィ集。
この中で私の好きな詩もいくつか載っています。
知らなかった詩まで、石垣さんのおかげで好きになりました。
「詩の中の風景」
くらしの中によみがえる
石垣りん/著
婦人之友社 1456円(本体)