アルマ


今日こそ!
「アルマ」をブログるはず…





「アルマ」というのは、
ラテン語で『育てる人』
アラビア語では『学問のある人』という意味。


アルマは物語を読むのも、書くのも大好きで、
大きくなったら小説家になりたいという夢をもっている少女。
敬愛する作家は、RRホーキンズ。
アルマにとって、RRホーキンズは憧れ以上の憧れの作家。
そして、多くの謎に包まれた大ベストセラー作家。


父親を亡くし、母親と二人で質素な暮らしのアルマ。
ある日、字がきれいな事が幸いして
アルバイトにいくことになった。
アルバイト先は、いままでお化け屋敷と呼ばれていた古くて大きいお屋敷。


初日、恐る恐る出かけて行ったアルマを待っていたのは、
一本のペン。
そこに越して来た、気難しいおばあさんのリリーさんがアルマの雇い主。


すべてはこの一本のペンから始まる。
アルマとリリーさんの友情も
RRホーキンズの謎ときも
そして、アルマの夢への第一歩も。



「アルマ」


ウィリアム・ベル/著
岡本さゆり/訳
朔北社 1300円
小学校高学年〜