うちにあかちゃんがうまれるの


職場の仲間のうちに赤ちゃんが生まれました。
めでたい、めでたい、めでたいです!




生まれたばかりの赤ちゃんって、本当に輝いています。
弱々しくて、こわれそうな反面、
生きる力に溢れていて力強い。


ほとんどの出産が総合病院でおこなわれるようになりました。
自宅や助産院での出産は少数派です。
出産の場所や手段は賛否両論ですので、
とにかく自分に合った形での出産ができた人は
それだけでも素晴らしいですね。


この写真絵本の舞台は「伊藤さんのうち」。
4人目の赤ちゃんができたとわかった時に
「うちにあかちゃんがうまれるんだ」
といった長男の言葉で記録写真を撮ることを決めた伊藤さん。
「夫婦のあかちゃん」ではなく「うち(家族)のあかちゃん」
家族に待ち望まれ、見守られて生まれてくるあかちゃん。


助産師さんが「うち」に来て検診してくれる様子。
それを見守る子どもたち。
洗濯物や、木々の写真も折り込まれ、
生活や季節も感じられる。


大きなお腹に語りかけているおねえちゃん。
へその緒を切ることになったおにいちゃん二人。
生まれたあかちゃんにそっと話しかけているおねえちゃん。
学校から帰ってあかちゃんをだっこするおにいちゃん。


かわいくて、かわいくてどうすればいいのかわからない気持ちが
ひしひしと伝わってきて・・・
伊藤さん一家の喜びがこちらにも伝染して
すっかり、感動してしまいます。



まだ、この感動を味わったことのない人も、
経験した人も、等しく幸せな気持ちにしてくれます。



「うちに  あかちゃんが  うまれるの」


いとうえみこ/文
伊藤泰寛/写真
ポプラ社    1200円
すべての人に



1月10日生まれの女の子。
生まれたてのあかちゃん。おっ、もう目をあけている!!

お疲れさま、みっちゃん&ヨッキー。
たっくんもおにいちゃんになったんだね。
おめでとう!