恋をする子ども

我が家の末っ子Mちゃんが所属するレスリング部。
ただし、選手じゃなくてマネージャー。
最近、同じ部の先輩にどうも……らしい。




三人の娘が居るということは、
私も、恋をしたということ。
自分はそうやって恋をして、
子どもも産んで(しかも3人も)いるのに…


自分の娘たちが恋をしている気配を感じた途端に、
自分の過去を棚上げしてしまうのはどうしてかしら。
いつまでも自分の傍らに居て欲しいから?
それとも、娘の若さが眩しくてのやきもち?



さて、世の中には男と女の恋が書かれた物語はたくさんあります。
現代の小説だけではなく、昔話にもあります。
いろんなお話(聖書まで)を取り上げて、
こんな風に物語の中の男女の関係や親子の関係を分析?するのはなかなか楽しい。


著者の松井るり子さんの恋愛感とか、男性感とかまで垣間見えるように感じます。
ご主人との夫婦喧嘩のエピソードまで書かれていて、
あぁ、松井るり子さんも夫婦喧嘩をするんだ…
と、なんだか安心します。


子どもを上手に手放すことができるように。
子どもの旅立ちの時に、何をはなむけに贈るのか?


私はちょっとばかり手遅れ感が漂いますが…



「恋をする子ども」
はなむけの贈り方


松井るり子/著
学陽書房 1500円(本体)
大人




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12月18日(月曜日)