世界を信じるためのメソッド
ぼくらの時代のメディア・リテラシー
メディアの意味は「媒体」
リテラシーの意味は「識字」(読み書き)
「よりみちパン!セ」最新刊だよ。
このシリーズ、面白くって
ついつい新刊が来る度に読んでしまいます。
まず、1番先に読むところは1番最後。
「谷川俊太郎さんからの四つの質問」の答です。
「何がいちばん大切ですか?」
「誰がいちばん好きですか?」
「何がいちばんいやですか?」
「死んだらどこへ行きますか?」
いまや、時代は進歩して情報があっという間に世界を駆け巡ります。
そう、まさに、このブログもメディアの一つ。
世界中何処に行ってもパソコンさえあれば、見ることができる。
30年前にはこんな時代がくるなんて思ってもみませんでした。
でも、今の子どもたちは生まれた時から情報の垂れ流し時代。
耳や目から入ってくる情報を
全部本当だと思って信じているのだろうか?
子どもだけでなく大人だって同じだ。
「メディア」とか「情報」とかいうとそこには
人の気配はあまりしない。
でも、それを作っているのは「人」
だから、間違ったり、いいかげんだったり、嘘だったりもする。
そういう時代にあって、メディアとどう付き合っていったらいいのでしょうか?
「せ〜かいは♪ひ〜とつぅ」っていう歌がありますが、
本当でしょうか?
世界は、自分の立ってる位置によっては
様々に変化する、多面体です。
真実はひとつなのか?
世界はひとつなのか?
テレビ、ラジオ、新聞は嘘をつかないか?
さあ、さあ、よ〜っく考えてみましょう。
「世界を信じるためのメソッド」
森達也/著
100%ORANGE/絵
理論社 1200円
中学生〜
月面の「静かの海」あたりから見た地球。
この星のどこかに私も、あなたも住んでいます。
「pata-ponのアドベントカレンダー」
12月13日(水曜日)