怖るべき天才児


本当に・・・・
「恐るべき」だわ。
天才児って紙一重的。



この本の内容は、
本の帯に書いてある、糸井重里の推薦文の通りです
以下↓


もういっそ、「これらはすべて、ほんとうにあった話です。」と書いて、
全国にばらまいてみたらどうだろう。
副作用でいっぱいの奇妙な奇妙なコワイ短編集。
ゾーヴァさんの挿し絵が、いいんですよねぇ。



まったく、どうしてこうゾーヴァの挿し絵って強烈なのかしら。
インパクト強すぎです。
でも、この本。
いままで読んだゾーヴァが挿し絵を描いている本の中で
ストーリーと挿し絵が一番ぴったりきているように思う。
話の内容も、インパクト強すぎ!


嘘をつくと、その嘘の大きさに合わせて口からカエルが出てくる少女。
自分の脳に記憶を留めておくことができない少年。
あまりに「普通」過ぎて、誰もがその存在に気付かない少年。
区別がつかない程そっくりな双子の少女、AとB。
などなど・・・・
七つの短編が収められている。


どの話も「実はね・・・・・」
なんて打ち明けられたら、もしかしたら本当?
と思ってしまうかもしれない。
「そうだ!」という証拠もない代りに
「そうじゃない!」という証拠もない感じ。


だから、やっぱりこれは本当にあった話・・・
だったら、どうするぅ?


まぁ、とにかく読んでみておくれやす。
ん?。。。無意味な訛り。
やめときなはれ。
(本の内容とは関係ありません。はい。)



「怖るべき天才児」


リンダ・キルト/作
ミヒャエル・ゾーヴァ/絵
二宮千寿子/訳
三修社   1800円(本体)2006年11月発行


ヤングアダルト


なんだか、恐すぎる?でしょ。




「pata-ponのアドベントカレンダー

12月6日(水曜日)