子育てにとても大切な27 のヒント


クレヨンしんちゃん親子学」
ん?なにぃ?なんだってぇ?
あんなお下品な親子から、何を学ぶの?




子どもに見せたくない漫画のベスト1にもなった
クレヨンしんちゃんです。
どうして、そんなもの紹介するの?
って思いますか?


そんなしんちゃんですが、著者の名前を見て
速攻、買う事にしました。
だって、汐見稔幸さんを信頼していますから。ねっ!


この本の著者は、
「汐見稔幸&野原しんのすけ一家」
となっています。
この汐見稔幸さん(東京大学大学院教授/教育学・人間教育学・人間教育学の応用としての育児、保育研究)
の講演を何度か聞いた事があります。
私のような素人にもわかるように、専門的な話をして下さる先生です。
汐見先生は1947年、大阪生まれ。
大阪人気質と言えばいいのでしょうか、
江戸っ子ならぬ、浪花っ子の遊び心と
漫画とダジャレが大好きな汐見さんだから、この本が生まれたのかもね。と思います。


クレヨンしんちゃんと人間教育学とがコラボレーションしました!


クレヨンしんちゃんをこんな視点で見た事はなかった。
俗悪と言われながらも、大人気のクレヨンしんちゃん
みんな、気が付かないけれど
野原一家から、ほのぼの暖かいものを受け取っていたのかもしれませんね
だから人気があるんだろうと、野原一家を見直しました。
子育てに悩んでいる人、
騙されたと思って読んでみて。
そうじゃない人にも、
目からウロコの1冊になったりしてね(^^)



「子育てにとても大切な27のヒント」


汐見稔幸&野原しんのすけ一家/著


双葉社 1200円 2006年5月



文章だけ読んでいくと、大切な事のポイントが、
手短に淡々と書かれています。
でも、そのひとつひとつに野原一家のエピソードが漫画のまま紹介されています。
真面目で、おばかで、真剣で、お気楽な、育児書です。


漫画世代の若いパパやママに読んでもらえるといいなぁ。
構えず、敷居が低い感じがいいよ。ホントにさ。
この企画を汐見さんに持ち込んだ、
双葉社の編集者にかんぱ〜い!!