失踪日記
失踪する時って何考えてんだろう…?
ホームレスになる人だって、
「なろう!」なんて思ってないんだろうなぁ…
漫画家の吾妻ひでおが、実際に体験したこと。
アル中、鬱病、無気力…失踪。
奥さんも、子どもも、連載中の漫画も
みんなほっぽって
たばこを買いに行ったまま、失踪。
散歩に行くと言って、失踪。
もの書きって、行き詰まると失踪したくなるらしい。
真冬に外で寝る。
ホームレスから物を盗む。
コンビニの賞味期限切れのお弁当をあさる。
シケモクをあさる。
アル中で、断酒のため入院。
など、など、など…
本当は、恐ろしく暗くて、かなり悲惨な体験を
ギャグ漫画家が描くと、
こんなにも、明るくなるんですね。
っていうか、そうしなくては
描く事が出来ないんだと思われる…
吾妻ひでおの絵のタッチも、リアル過ぎず
まるっこいところがいいですねぇ〜
「失踪日記」
読み終わったら、カバーをはずして
裏のインタビューを読んでね。