まさかりどんがさあたいへん


たいへん、たいへん。
我が家には、まさかりどんはいません。
まさかりどんが家にいるひと〜っ?



まさかりどんが、
大きな、ふとい木を切り倒したから、さあ、たいへん!

「たいへん、たいへん」と言いながら、
次から次へと、いろんな道具がやってきます。
ちょうな
おおなた
よき
のみ
きり
とんかち
かなづち
のこぎり
かんな
………
知っているのや、知らないのやら、
いったい何種類の道具が紹介されているのでしょう。


みんな、テンポよく登場して、
自分の仕事を、ちゃっちゃと片付けて、
お次の道具にバトンタッチ!
何ができるか、お楽しみ。
これと、それと、あれが、あっという間に出来上がり!
どんなものができたのでしょうね。


絵も、ストーリーも、リズミカルで楽しい絵本。


加古さんの絵の、
ファンは圧倒的に子どもが多い。
見ているだけで、楽しくなってきます。


「まさかりどんがさあたいへん」

かこさとし/作
小峰書店 1300円

4歳くらい〜


こういう道具は、私もよく使いますよ。