利平さんとこのおばあちゃん


おばあちゃんは、今は一人暮らし。
じいちゃんいたけど
せんだって死んだ……。


漫画です!
1979年2月から、足掛け10年間
ビックコミック」に連載されていた漫画。
島田市在住の主婦漫画家、
法月理栄さんのコミックが復刊されました。
待っていたんです!
いいですよ〜、これ!!!


「利平さん」ってタイトルに出てきますが、
このお話は始まった時にすでに利平さんは亡くなっています。
利平さんの奥さん「おしげばあちゃん」のお話です。
舞台は山間にある、素朴で懐かしい、ちいさな村。
利平さんが亡くなったあとも、
おしげばあちゃんは小さな荒物屋をやっています。
小さな村の乾物屋は、村にとっては大きな存在です。
色々な人が出入りし、
色々なドラマが繰り広げられます。


ちょっぴり落ち込んだりもするけれど、
明るくて、フットワークが軽い。
そして、好奇心いっぱいのおしげばあちゃん。


復刊にあたり収録されたお話は、
上下巻合わせて、全部で27話。
小学館で1.2巻(現在絶版)として出版された時と同じものもあり、
その時には収録されていなかったものもあります。
今回は連載された全47話すべてから、厳選されたものです。
「漫画」と一口には言えない「漫画」です。
あえて言うなら「絵本漫画」とでも言いましょうか。
悲しい話ではないのに、何故か泣けてしまう。


編集者のあとがきも、法月さんのあとがきも、
読んでね。っつうか、買ってね。
百町森ではサイン本をご用意する予定です。


「利平さんとこのおばあちゃん」


法月理栄/作

エンターブレイン   各860円


みんな読んで!!!


22話の「絵本屋さん」は百町森がモデルになっています。


余談ですが・・・・
私がよく買い物に行くS市のAショッピングセンターで、
作者の法月さんによくお会いします。
会いたくなった時には、ショッピングセンターに行きます。
だって、食品売り場でレジを打っているんですもの。
お近くの方、会いに行ってみて!