くまのサーシャはなくしやさん


「さあ、やろう!」って思った時に、
肝心な物が無い!っていう経験ありますか?
私なんか、しょっちゅうですけれど・・・。


くまのサーシャは遊ぶのが、大好き。
そして、なくしものの名人です。


いつものように、朝がやってきました。
お母さんが、サーシャを起こしにやって来ます。
朝ごはんの前に、歯を磨こうとすると、
まず、ハブラシが無い。
外に行こうとすると、靴が無い。
クレヨンの赤が無い。
汽車のレールが無い。
ボールも、パズルのピースも無い。
無い、無い、無い、の連続。
サーシャは、自他共に認める「なくしやさん」です。
ちょっと、自己嫌悪になったサーシャが思いついたいい方法。
さぁ、無くしたものを探す一番の方法は、なんでしょうか?


「くまのサーシャはなくしやさん」


クレール・マジュレル/文
ローラン・リエナール/絵
すえまつひみこ/訳


童話館出版 1300円 2006年3月20日発行


3歳〜


赤のクレヨンどこかなぁ…


片付けが上手な子どもになってほしい。
親ならだれでも、そう思う?
っていうか、大人だって片付け上手とは限らないよね。