終わらない夜


明けない夜はない、はずなのに…
終わらない夜はあるの?



「オーロラにつつまれて」
「ロウソクの回廊」
「冷たい休息」
「夜の飛行」
「線路の家」
「眠りにつく畑」
他、ロブ・ゴンサルヴェスの16点の絵に、
セーラ・L・トムソンが詩をつけ、
金原瑞人が翻訳した。
不思議で想像力が掻き立てられる。


詩と合わせて絵を見た時と、タイトルで絵を見た時では、
受け取るものが変わってくるから、不思議です。
この本の原題は「IMAGINE A NIGHT」
この本をつくった三人と読み手、それぞれ頭の中にイメージしている「夜」の違いが、この本をさらに不思議なものにしているのでしょう。
それぞれの絵には仕掛けがあって、ずっと見ていると絵が動き出すような錯覚に陥ります。


タイトルの「終わらない夜」って、なんだか怖い…?


「終わらない夜」

セーラ・L・トムソン/文
ロブ・ゴンサルヴス/絵
金原瑞人/訳


ほるぷ出版 1600円

ヤングアダルト

画集のような大判絵本。
28.5×28.5㎝(36ページ)


やっぱり夜は明けて、今日も仕事で〜っす。