ひとり暮らし


詩人、谷川俊太郎の普段ってどんな…?
詩の背後にある、詩人の暮らしを綴ったエッセイ。


1987年10月〜2001年1月22日(月)までの谷川俊太郎のある日。
いろんな雑誌等に掲載された散文から、日記までが収録されている。


私は好きな詩人を一人あげろと言われたら、
間違いなく谷川俊太郎さんです。
谷川さん詩集や絵本は、とてもたくさんありますが、
このての本はあまりありません。
作品が好きだと、作家の背後にあるものも気になりませんか?
私は、とっても気になります。
「私」の章では、プライベートな出来事が、
「ことばめぐり」の章では、
空・星・朝・花・生・父・母・人・嘘・私・愛について語り、
「ある日」の章は谷川俊太郎の日記で、構成されています。


な〜んだ、そんなに普通の人と変わりないじゃん!
なんて事はなく、
やはり、ここに綴られている「ある日」は確かに、確実に、
谷川俊太郎のある日にほかならない。


「ひとり暮らし」


谷川俊太郎/著

草思社 1400円 2001年12月15日発行



谷川俊太郎的昼寝に憧れを抱く私。