どうぶつ句会

俳句には「季語」が入ります。
動物たちはどんな季語を使って俳句をつくるのかな?


動物たちのつくった俳句を読んでみましょう。
「季語」を入れる俳句だけあって、
四季折々に行われた「句会」の様子が絵本になりました。


春は、雪野袋さんの家で
夏は、峠の茶屋で
秋は、みみずく温泉にて
冬は、また雪野袋さんの家で

句会の出席者は・・・・・

アメリカ・アラスカ州生まれ/雪野袋(ゆきのふくろ)
 句会「ゆきだるま」の代表
静岡県伊豆半島竹やぶ生まれ/鳩野ポッポ(はとのぽっぽ)
 俳句歴10年
●北海道斜里郡ウトロ生まれ/北風コンサブロー(きたかぜこんさぶろう)
 俳句歴3年
●アフリカ・タンザニア生まれ/大耳はな(おおみみはな)
 俳句歴2年
岩手県遠野生まれ/河うそ雄(かわうそお)
 俳句歴25年
●イギリス・ロンドン生まれ/ハーリー・トゲマル
 俳句歴3ヶ月


動物を描かせたらピカイチのあべさん。
さすが、元飼育係!
動物たちに俳句を読ませるのも上手い!
動物たちの会話も俳句も楽しい絵本。
最近は小学校でも俳句をつくったりしているようです。
子どもと一緒につくってみたらおもしろそうですね。


「どうぶつ句会」

あべ弘士/作


学研  1200円(56ページ)

小学生〜



「ふるさとは  春はないのよ  夏ばかり」
この俳句、誰のだと思いますか?