tea dssence of the leaf「茶葉のことば」


必要なのは、熱いお湯と、
数分間をやり過ごすわずかな忍耐だけ。



百町森の朝は、一杯のコーヒーから始まります。
と、書くと相当優雅な職場のようですが、
実態は・・・です。
詳細はご想像にお任せします。
さて、あなたはコーヒーと紅茶、どっちが好き?
私は緑茶が好きだなぁ。
質問と答が合ってないねぇ…


美しくて、おいしくて、ホッとする本を紹介します。


「お茶」は世界中で、水の次に飲まれている飲料水です。
「カメリア・シネンシス」それは、茶の木の学名。
なんだか、幻想的な名前ですね。
烏龍茶、紅茶、緑茶などそれぞれにかなりの種類がありますが、
素となるお茶の木の品種は2種類だけです。
たった2種類の木から、
世界中のあらゆるお茶ができているんですって!


1.はぐくむ
2.いれる
3.味わう
の三つの章から出来ているこの本。
オールカラーの写真がとにかく美しいのです。
お茶を使ったデザートのレシピも付いていたりして、
ピーチティーで作る「ティードロップ」
「ブラックカラントティーのフルーツスープ」
「グリーンティーサラダ」
などなど・・・今まで知らなかったものばかりで、
どれも、これも食べてみたーっい!
と思ってしまいます。
さらに、日本、中国、イギリス、アジア、イスラムの国々、アメリ
など世界のお茶のことも紹介されています。
私が特に「あぁ、おしゃれ!」と思ったのは
小説「失われた時を求めて」の一遍を抜粋して載せているところ。
この小説は、一杯の紅茶とマドレーヌがキーワードになっているんです。
もう、この小説も読みたくなってしまいました。


こんながさつな私には上手に紹介できないほど、
イケテル本(古い?)
女子高生風に言えば
マジやばい本です。
あ〜あ、なかなかお洒落に紹介できないワタシ・・・。



「tea」茶葉のことば

カール・ベッキィ&サラ・スレイヴン/著
鈴木るみこ/訳


フレックスファーム    1650円


百町森では、ご来店のお客様に
セルフサービスでハーブティーをご用意しています。
3月1日の今日からは「おぼろ月夜」
桜の香りの和菓子によく合うハーブティーです。