ねこのシジミ


ぼくはねこです。

なまえはシジミ

フジミ、フジオ、フジサキさん!


ショウちゃんが拾ってきた捨て猫が家にやって来ました。

台所のすみで丸くなって眠っていた時の体の模様が

シジミに似ているから「シジミ」という名前になりました。

たれ目で、目ヤニが出て汚かった猫は、

みんなに可愛がられて、大きくなりました。

シジミという名前なのに何故かお母さんは、

「フジサキさん」と呼ぶから

お客さんが来ている時には、まだ他にも「藤崎さん」というお客が

いるのかと勘違いされてしまう・・・・。

なんだかほっとする、シジミの毎日。

でもある時、どろぼうが家にやってきてシジミを部屋に閉じ込めた。

「おまえ、どんなやつかみたんだろ」とみんなが聞くけれど、

うまくこたえられなかった。



「ねこのシジミ

和田誠/作



シジミの家の台所はなんだか、ちょっと充実した感じ・・・

お母さんは「ドレス」を着る人らしい・・・

子どもは男の子が二人みたい・・・


シジミの家のお母さんはだれでしょう…
う〜ん、そっくり! 

わからない人、答えは明日ね。