現実入門


毎回の事ですが、
どうしたってつぼってしまいます。
(つぼる→つぼにはいる)


 


自ら、自分は経験値が低いという、ほむほむ(穂村弘)。
その低い経験値向上の為?のエッセイ。
まったくどうしてこうも可笑しいんでしょ。


「占いの館」に行ったり、
はとバス」に乗ったり、
はたまた「モデルルーム見学」に行ったり。


「合コン」やら「ブライダルフェスタ」
「競馬」、「一日お父さん昼の部」&「夜の部」
「おばあちゃんのお見舞い」などなど。


編集者で目がキラキラしたサクマさんに連れられて?
取材に出掛けて連載を書くほむほむ。
疑似恋人のサクマさんへのほむほむの妄想もつぼる。


しかし、取材のためにほむほむが経験したあれこれ、
私もほとんど未経験だわ。
そいういことは、私も相当に経験値が低いってことだね。。。


何度読み返しても笑ってしまう。
あぁ、おもしろい。
電車の中で読むと明らかに怪しいおばさんになります。



『現実入門』
ほんとにみんなこんなことを?


穂村弘/著
光文社文庫  514円(本体)



☆文庫版の楽しみに「解説」があります。
文庫本を買うときに真っ先にチェックします。
「現実入門」は江國香織です♪