本所ななふしぎ

関東地方は梅雨明けだそうですね。
いよいよ、夏がやってきます！
夏を涼しく過ごすために欠かせないのは、ななふしぎ。

「学校の七不思議」とか「○○の七不思議」などなど。
どうして不思議は七つなんだろうか？
そもそも。それが不思議。

狐や狸、大入道は怪談の定番です。
怖いけれど聞きたい。
でも聞いてしまったら、もう大変！

一つ：「おいてけぼり」（おいてけ堀）
二つ：「あしあらいやしき」（足洗い屋敷）
三つ：「おちばなき　しい」（落ち葉無き　椎）
四つ：「たぬきばやし」
五つ：「かた葉のあし」（片葉の葦）
六つ：「あかりなしそば」（灯り無し蕎麦）
七つ：「おくりちょうちん・狸バージョン」（送り提灯）
　　　「おくりちょうちん・狐バージョン」

ちょっと背中がぞくぞくしてきました。
まだ魑魅魍魎が町中をうろうろしていた江戸時代の話。
現代もきっといる、魑魅魍魎。

「本所ななふしぎ」

斉藤洋／文
山本孝／絵

話もぞくぞくするけど、
山本孝さんの絵に、さらにぞくぞく。
ぎゃ〜っ！実は怪談は苦手な私。