ピピンとトムトム
仲良しの男子が話し込んでいるは
「おしゃべりしている」のではなく
「打ち合わせをしている」と言うのだそうです。
仲良し二人組のピピンとトムトムは学校帰りに
ピピンの住むドレミファ荘の垣根に寄りかかって
毎日「打ち合わせ」をします。
(おしゃべりとうのはおばさんのすることなんだって)
このドレミファ荘は大家さんも住人も個性的。
最上階に100歳のおばあさんが住んでいたり、
大家さんのドラさんは探偵小説を執筆中だったり。
さらに、ドラさんはピピンの家庭教師でもあるんだって。
引っ越してすぐにピピンのお母さんが頼み込んだそうです。
でもね。その件に関してはちょっと内緒のわるだくみが。。。
最上階のおばあさんチェントさんは「お迎え」が来る前に
どうしてもやり遂げなくてはいけない事がある。
それは、とりあえずみんなには秘密なのよね〜。
そして、なんとドレミファ荘には、
怪盗ダンダンが現れる!!!
怪盗ダンダンの正体は???
ハラハラ、ドキドキ。
そしてワクワク&ハッピーなお話。
こんな、近所づきあい?ちょっと懐かしいかも。
たかどのほうこ/作
さとうあや/絵
理論社 1400円(本体)