にんじんのたね


ぱらぱらっと種を蒔いて・・・
いつ芽が出てくるのか待っている時って
ちょっとワクワクして楽しいですよね〜♪



で、彼は↑毎日楽しみに待っているわけ。


ところが、待っても待ってもなかなか出てこない。
おかあさんがやって来て「芽は出ないと思うよ」
おとうさんもやって来て「芽は出ないと思うよ」
おにいさんもやって来て「芽は出ないと思うよ」


それでも、男の子は毎日、毎日、
草を取ったり、水をあげたりとお世話します。
でも、なんにも出てこないんだよね。


どのくらいたったのか、
ある日種を植えた所の土が・・・
あれあれ。いやぁ〜、すごいね〜!
やったじゃん♪(静岡弁)



「にんじんのたね」


ルース・クラウス/作
クロット・ジョンソン/絵
おしおたかし/訳
こぐま社  900円(本体)




アメリカで、1945年からずっと出版されている絵本。
たった28ページの小さな絵本に、
可能性や夢がいっぱい詰まっているからかな。
「たね」と「子ども」って似ているよね。