おでんさむらい


秋分の日も過ぎて、
ずいぶん朝晩涼しくなりました。
そろそろあったかいものが恋しくなり始めました。



ひとよんで、へんてこさむらい。
ひらた・おでん、と
おともの、かぶへい。


今日もどこかから、だれかの叫び声が…
へんてこさむらい、ひらた・おでんの出番です!
第一弾は「こぶまきのまき」、第二弾は「しらたきのまき」。


この話、なぜか人間界?とおばけ界?がごちゃまぜになっていて、
あちこちに当たり前におばけが登場してきます。
ちょっと、妖怪?みたいなものまで。。。


だいいち、ひらた・おでん(人間)のお供が、
かぶへい(カブトムシ)なんですから、
かなり色々な枠を飛び越えた世界のお話。


ちょっと怖くて、ちょっとかっこよくて、
ちょっとボケボケな、おもしろ活劇。



「おでんさむらい」


内田鱗太郎/文
西村繁男/絵
くもん出版 1100円(本体)