メランコリイの妙薬


仕事の合間に店内を徘徊?していたら、
私を呼ぶ声ならぬ、呼ぶ気配。
「20年以上もお待ちしていたの」ですって。



レイ・ブラッドベリと言うと、
萩尾望都を思い出してしまいます。
ブラッドベリ原作の漫画を描いていますからね。


この本、発行日が昭和59年4月15日となっています。
ずいぶん長い間店に居たんだねぇ。
メランコリイの妙薬」は、新装版になり今も出ています。


ブラッドベリのミステリーの特徴は、
緻密に組み立てられて最後にすべてのつじつまが合うというのではなく、
最後まで読み手に謎を投げ掛けたまま終わるミステリー。


消化不良にならないか?
と言われれば確かにそうかもしれない。
でも、それがかえって心地良かったりする。


たった数ページで完結するブラッドベリ特有の、
ユニークな短篇ミステリー。
久しぶりに堪能いたしました!



メランコリイの妙薬


レイ・ブラットベリ/著
吉田誠一/訳
早川書房 1400円(本体)昭和59年版




あっ!
今日はこんなに美味しい秋の便りが届きました♪
↓初物食べて、75日長生きしちゃうんだよ〜んV(^0^)

○○○さん、ありがとうございます。
家族全員で長生きさせていただきます!