つれづれAiko


子どもの気持ちに寄り添う。
できそうで、なかなかできない。
どうですか?



子どもの頃の事って、実は、大人になると忘れてしまっている。
「童心にかえって」なんていってもなかなか難しい。
さらに、時代は移り子どもたちを取り巻く環境も変わっているし・・・。


今の子どもたちは、昔の子どもと比べてどうなんだろう?
身近に子どもがいなかったらなおさらわかりにくい。
すっかり、変わってしまったのかなぁ。。。


保育歴35年の柴田愛子さんが書いた、公開日記?
日々の保育の中で出会った子どもたちの姿を書き留めたエッセイ。
子どもたちのちょっとした変化も見逃さず、
ちゃんと、子どもに寄り添った視点で数々のエピソードを紹介しています。


池での遊びのこと。
けんかのこと。
庭の花を切った時のこと。
新学期、遠足、プール、キャンプ・・・


いろいろな場面での子どもたちのふとした事に目をとめて、
子どもの側に立ち、様子をみて、かかわる愛子さん。
決して押しつけることはなく、同じ目線で付き合っている。


読んでいくと、
「あぁ、子どもってこんなに一生懸命生きているんだなぁ」
「ほぉ、そんなことも自分でできちゃうんだね」
「まぁ、かわいいっ!おもしろいっ!」
となって、やめられなくなってしまいます。


そして魅力的な子どもたちに次々魅了されて、元気が出てきます。
読んだだけでもこんなに元気が出るんだから、
毎日直接子どもとふれあっている愛子さんは
そうとう子どもたちから元気をもらっているんだろうなぁ。


うらやましいっ!!!



「つれづれ Aiko


柴田愛子/著
「りんごの木」代表



25周年を迎えた「りんごの木」。
↓愛子さんは今でも現役。他の三人はりんごを巣立って行った人たち。

↑左から、柴田愛子さん、増田裕子さん、新沢としひこさん、平田明子さん。
あれっ?増田裕子さんったら、感激のあまり・・・



泣きまねしちゃいましたとさ(笑)