だれも死なない


「だれも死なない」って…
なんだか聞いた事あるなぁって思ったら、
「だれも知らない」と一文字違いだね。
谷川俊太郎つながりだわ♪



そんなに古い本じゃないのに、みぃちゃんの本棚ですっかり日焼けしちゃいました。
今日は我が家の三女、みぃちゃんのオススメです。
オランダの児童文学作家、トーン・テレヘンの読み物。


動物たちの話、43編が収められています。
登場するのは、リス、アリ、ゾウ、コオロギ、カメ、スズメバチ…など様々。
作者のテレヘンさんはこの話を書くにあたり4つの規則を決めました。


1.同種類の動物は複数登場しない。
(ゾウもアリもリスも…二匹登場することは無い)
2.みな同じ大きさ。
(だから、アリとゾウがダンスできる)
3.だれも死なない。
4.人間は登場しない。


一つの話を読むのに5分もかからないくらいの短編たち。
人間は登場しないのに、なんだかとっても人間臭い話が多い。
かわいかったり、ファンタスチックだったり、
すごく現実的かと思えば、まったくのナンセンスだったりします。


ちょっと哲学。



「だれも死なない」


トーン・テレヘン/作
永山さき/投薬
金子國義



この本、読んだ時の年齢や心境によって、
感じ方が様々なんだろうなぁって思います。




何が谷川俊太郎つながりか…
「だれも死なない」のタイトルは谷川俊太郎
「だれも知らない」は谷川俊太郎のおすすめ映画。
ねっ。つながってるでしょ♪


かなり、強引?