読書からはじまる


「本」というのは、
「本という考え方」の事。
「本の文化」と
「読まない本」の大切さ。
「本」のありようを確認しましょう。




「どういう本を読んだらいいのか」
という質問は不要で、よくない質問です。
よくない質問によい答はありません。
大切な事は自分で出会い、探して読むこと。
バイ ユアセルフ  バイ マイセルフ が唯一のルールです。


と、長田弘さんに言われてしまっては
本屋はどうやってお客さんに本を薦めたらいいんでしょうか?(笑)


この本が出版されたのと同じ、2001年に(たぶん)長田弘さんの講演を聞きました。
この本を読んだら、その時の講演の様子が鮮明に甦ってきました。
そうそう、あの時長田さんはこういう事を言っていた。
ふむふむ、そうそう、なるほど。


うんうん、思い出した、思い出した。
すご〜〜〜く、いい講演だったんです!


ところで…
「子どもの本になくてはならない三つのもの」
って、なんだか知っていますか?
私は知っていますよ〜。
だって、この本を読んで鮮明に思い出しましたからね♪
(もちろん、書いてあります。)



「読書からはじまる」


長田弘/著
NHK出版 1500円(本体)

読書には、椅子が必要らしいですよ。