おはようスーちゃん


私、スーちゃんのことがすっかり好きになってしまいました。
スーちゃんのパパも、スーちゃんのママも、
やっぱり好きになってしまいました。



『むかし、あるところに
スーちゃんというちいさい女の子がいました。
スーちゃんはまどに花もようのカーテンのかかった、黄色いドアの家に、
パパとママとすんでいました。』


と、始まる「おはようスーちゃん」のおはなし。
この始まりのところだけで、
なんだかワクワクしてきませんか?


幼いスーちゃんの一日は、毎日毎日、スリルとお楽しみがいっぱい!
お人形の誕生日をお祝いしたり、
パパと留守番中にママを驚かせるあれこれをやったり、
歯医者さんに行ったり、
キャンディちゃんと呼ばれて、駅のお花のお世話係になったり。
本当に毎日飽きる暇なんてありません!


そんなスーちゃんの近くにはいつも、
スーちゃんが大好きなパパとママがいてくれる。
「ある日」のスーちゃんのおはなしが9話。



「おはようスーちゃん」


ジョーン・G・ロビンソン/作・絵
中川李枝子/訳
アリス館 1200円(本体)


真っ赤な表紙も、かわいいスーちゃんにぴったりね。