ぼくはジャガーだ


一晩だけ、何かに変身するなら何がいい?
そうだなぁ、私は猫かな。
いや、それとも犬かなぁ。。。



眠る支度を整えて、絵本を読んでいたエルマーの身に
それは、突然起こったこと。
なんだかへんな気分になったと思ったら、
爪が伸びて、あっという間にジャガーになっちゃった!


様子を見に来たパパは、エルマーがジャガーに食べられたと思い込んで、大騒ぎ。
エルマーが優しく「パパ」と言っても
パパの耳には、「ガオーッ!」と恐ろしいジャガーの声に聞こえるだけ。


強いジャガーになったエルマーはワクワクして、
夜の町に冒険に出掛けます。
いつも、吠えられている隣の犬に会ったり、
かわいい白猫に会ったり、
夜の冒険もなかなか変化に富んでいて楽しい。


一晩中遊んだエルマーは・・・・



「ぼくはジャガーだ」


ウルフ・スガルグ/作
アンナ・ヘグルンド/絵
いしいとしこ/訳
ブッキング   1800円(本体)