12歳からの読書案内《海外作品》


金原瑞人さんには、
ぜひとも、案内して欲しかった!
本当に。



海外の作品を読もうと思った時に、
気になるのは翻訳者です。
とりあえず、この人が翻訳しているのなら大丈夫!
と思える人の一人が金原さんです。


そんな翻訳者が選んだおすすめの海外作品だったら、
信頼できるって思ってしまいます。
この本一冊で海外作品100冊が紹介されています。
全部読んだらきりがな〜い!


まえがきにある、石田衣良の言葉を借りれば
「なぜ、これほど日本人は外を見なくなったのだろう?」
日本人は洋楽をきかなくなり、翻訳物を読まなくなり、
「ひどく内むきになってしまった」
日本だけが「美しい」という発想の貧困さを指摘し、
「すべてはほかのたくさんの国との調和から国々の美しさが生まれる」

まったく、その通りだと思う。
そういう、グローバルな感性を身につける為には
海外旅行?もちろん外国の地を実際に訪れるのが一番。
とはいうものの・・・誰もが出来ることではない。


私の経済力では・・・
「せめて、外国文学を読もう!」が分相応かな?
なんて思います。


子どもは親に、親は子どもに隠れて、こっそり読むべき本。
そんな危険な本も紹介してくれるブックガイド。
「生・死・愛」&「性・狂気」も追加された
わくわく、はらはら、ぞくぞくな本たち。


くれぐれも、親子で読まないように!
十年以内に翻訳された新しい本。
まさに今が旬のブックガイド。
旬を逃さないようにね。



金原瑞人監修による
「12歳からの読書案内」

〈海外作品〉


すばる舎   1500円(本体)



同じく、金原さんの監修の〈国内作品〉

「12歳からの読書案内」