山中恒(やまなかひさし)


これは新聞の連載記事。
山中恒は大人になった私に
児童文学を読むきっかけをくれた人。



この記事は「北海道新聞」の切りぬき。
小樽の「キンダーリープ」のオーナーが
http://puffotaru.com/
百町森の相沢宛に送ってくれたものです。


まだ若かりし頃。
働いていた会社の上司(同時30歳くらいかな?)
が貸してくれた本が「太陽の子」と「兎の目」灰谷健二郎でした。
その後、今江祥智山中恒と出会っていきました。
山中恒の作品で一番最初に読んだのが、
赤毛のポチ」(1960年)偶然にもデビュー作。
「サムライの子」・「とべたら本こ」と三部作を制覇。


その後、どんどん読みましたが、
「青い目のバンチョウ」や「あばれはっちゃく」など
「児童読み物」といわれる作品は子どもの頃に読みたかった・・・


小樽生まれの山中恒さんの生い立ちから、
現在までの山中さんの歴史
「私のなかの歴史」――子どもの心を書き続けて――

1960年〜1972年(41歳)までは放送作家
児童文学作家の二足の草鞋を履いていた山中さん。
「コメットさん」や「悟空の大冒険」は山中さんが放送作家の頃の番組。(よく観ていました)


ふむふむ、ほほう、なるほど。
いい連載だなぁ・・・と感動しました。
北海道の方、ぜひ古新聞を引っ張り出してきて
読んだ方がいいですよ。


私はなかなかのミーハーなので、
機会があれば可能な限り、作家の講演会に行くようにしています。
ずっと、ずっと気になっているのに、
まだ一度もナマでお会いしたことが無いのが、山中恒さんです。
今年76歳の山中恒さん。
自称「おっちょこよい」の山中さん、
どこかでお話をお聞きしたいです。


5歳の頃。

2007年の山中恒ご夫妻。



「子どもの頃のことを昨日のことのように
思い出せる人にしか児童文学は書けない」




追記:新聞の切り抜きを根気よく保存し、送ってくださったキンダーリープさん。
本当にありがとうございます。
相沢に便乗して私も読ませていただきました。感謝!