山本容子の食たべ物もの語り
青山ブックセンターで、そそられました。
夕方で、お腹が空いていたから?
まさかぁ〜、そんな失礼な…。
山本容子さんの新刊。
月間「清流」2004年5月号〜2007年4月号までの
食べ物をテーマにした連載をまとめたもの。
描き下ろしの絵ではないけれど、
既存のタイトルではないタイトルが付けられた絵も
これまた新鮮でいい。
始めからこのタイトルだったの?と思ってしまう作品さえある。
タイトルも言葉遊びになっていて、
本当におしゃれでハイセンスなエッセイ&画集。
食べ物がテーマといっても、
そこは、山本容子さんですからフランス料理が中心です。
じゃがいもの煮物とか、炊き込みご飯とか
そういうんじゃないのよねぇ。
(いい意味ですからね)
目次もページ順とかじゃなくて、
「オードブル」
「魚料理」
「肉料理」
「デザート」
「テイクアウト」
「飲み物」
とメニューに分かれています。
真っ白なお皿に盛り付けられた、
山本容子さんの絵画をさあ、召し上がれ!
「山本容子の食物語り」
山本容子
清流出版 2200円(本体)
2007年4月22日初版発行
↓「ドリッピング読書」/原題<'94Summer〈風薫る〉>
私的にはこんなんが好きだわ。
山本容子さんが好きな方はこちらへどうぞ。
↓「山本容子美術館」LUCASMUSEUM.NET
http://www.lucasmuseum.net/menu.html