パンツのはきかた


こんなに楽しそうな絵本を読んで、
泣く人がいるでしょうか・・・。
はい。それは私です。



パンツってどうやって履くのか?
まず片足入れて…と始まって、
パンツを履き終わるまで。
たった、それだけ。
パンツの履き方だけの絵本。
そして、巻末に「パンツのはきかた」の歌が付いてます。


たった一つのテーマをこんなに楽しく膨らませる。


二人の女性にお手上げです。


いったい、私はなぜ泣いたのか?
それは、この絵本(月刊誌)が、岸田今日子さんの作品だから。
そして、福音館の月刊誌に付いている
「絵本のたのしみ」の「今日子さん、ありがとう」佐野洋子
を読んだからです(涙)


長さんの時も「絵本の楽しみ」で、泣けたなぁ…。



「パンツのはきかた」こどものとも年少版5月号


岸田今日子/さく
佐野洋子/え



「つっかえたらば  できあがり」



表紙のぶたが、目を閉じてお花を持っているのは、
岸田今日子さんへの追悼でしょうか。


あらためてご冥福をお祈りします。