アントン・ベリーのながいたび

あのね。
本が呼んでいるんです。
ふりかえると、
出久根育さんの絵本があったんです。



突然ですが・・・・


アントン・ベリーは「りゅう」を
育てることにしました。
りゅうは「ドラゴン・プー」と名付けられて、
二人はすぐになかよしになりました。


りゅうは、毎日たくさん食べて
どんどん大きくなります。
りゅうは、とってもたくさん、たくさん
人間の10倍も食べるんです。


冬をひかえて困ったことが起こります。
りゅうがあんまりたくさん食べるので
アントン・ベリーの家は
食べるものがなくなってしまいます。


そして、二人は食べ物を探して、旅に出ます。
二人の旅が長くなってしまったのには
わけがあります。
それはね・・・・


「アントン・ベリーのながいたび」

天沼春樹/作
出久根育/絵
すずき出版   1100円(本体)2007年2月発行



アントン・ベリーって本当にやさしいなぁ。
のんびり、おっとり、あんしん。
ドラゴン・プーはしあわせ者だよ。